- 2014-10-14
- WordPress

もともとSEだったのに、今はWEB系を仕事にしていまして、WordPressのサイトももう100個ぐらい作ってます。
その中から、初心者でもこれぐらいはやっといてもいいかもね、という「WordPressをドメインにインストールした直後に設定しといたほうがいい10項目」を紹介します。
WordPressは便利なんですけど初心者には分かりにくい設定が結構多いんですよね~
では、いってみましょ~!
(この記事の画像はクリックすれば拡大します。)
1.初期の投稿記事削除
WordPressはインストール直後に最初からHello worldという記事が投稿されています。この記事は不要なので削除してかまいません。
左側メニューから「投稿」→「投稿一覧」と移動して出てくるHello Worldの記事をゴミ箱に入れます。
2.初期の固定ページ削除
こちらの固定ページ「サンプルページ」も最初から存在している記事ですが、削除してかまいません。
左側メニューから「固定ページ」→「固定ページ一覧」と移動して出てくるサンプルページをゴミ箱に入れれば消えます。
3.プロフィール変更
この設定は何もしないとブログ上の表示名が「ログインID」そのものになっています。セキュリティの観点からログインIDが見えてしまうのは良くないので変更しておくことをお勧めします。
左側メニューから「ユーザー」→「あなたのプロフィール」とクリックします。
4.検索エンジンがサイトをインデックスしないようにしておく?
これはどういう意味かというと、YahooやGoogleの検索結果に表示させたいかどうか、という設定です。
サイトの管理者によっては、次のようなケースがあるはずです。
・サイトが完成してから公開したい
・WordPressはブログなので、日々更新していく予定なので最初から公開したい
僕の場合はサイトがある程度完成してから公開したいと思っているので、ここの設定は検索エンジンがサイトをインデックスしないようにしておきます。
左側メニューから「設定」→「表示設定」と進んで、ここのチェックを入れます。
(公開しようと思ったらここの設定を戻します。)
5.投稿へのコメントを拒否
WordPressはブログのような運営が可能です。自分が投稿した記事に他人からコメントを付けてもらう事ができます。
その設定をしましょう。僕はコメントをしてほしくないのでコメントを拒否しています。(いたずらコメントも多いと困る)
左側メニューから「設定」→「ディスカッション」と進んで、「新しい投稿へのコメントを許可する」のチェックを外します。
6.トラックバックを拒否
5番に引き続き、トラックバックも拒否しておきます。
左側メニューから「設定」→「ディスカッション」と進んで、「他のブログからの通知を受け取る」のチェックを外します。
7.プラグインのインストール
WordPressには使い方を便利にするプラグインというものがあります。外部の部品のようなものでこれをインストールすると使えるようになります。インストールは簡単です。
色んなプラグインがあるんですけど、入れておいたほうがいいんじゃないかな、というのは以下の2点です。
・wp no category base
・wp social bookmarking light
説明します。
・wp no category base
通常、サイトのURLは次のようになりますよね。
http://ドメイン.com/
で、カテゴリーを作るとカテゴリーページのURLは次のようになります。
→ http://ドメイン.com/category/カテゴリーページ/
例えば料理ブログで、和食というカテゴリーを作るとこんな感じ。
→ http://料理ブログ.com/category/和食/
そう!なぜかカテゴリーの前に category という要らない文字が入ってしまうんです。これ、気持ち悪いと思う人はこのプラグイン「wp no category base」をインストールするだけで消えてくれます。
やり方は、左側メニューから「プラグイン」を選択して、次の画面でプラグインの検索を行います。「wp no category base」で検索して出てきたら「今すぐインストール」しましょう。
・wp social bookmarking light
このプラグインはFacebookのイイネボタン、Twitterボタン、はてなブックマークボタンを自動的に表示してくれるプラグインです。
自分が作ったサイトを誰かがツイートしてくれたり、イイネしてくれると拡散して多くの人に見てもらえるので、やっておいたほうがいいかなーと思いますよ(*´ω`*)
プラグインのインストール方法は上のやり方と同じです。
※おこのみで入れてもいいプラグイン
→ all in one SEO pack
僕はほとんどインストールしないんですが、世間での評判はかなりイイです。記事ごとに詳細なTitleやdescriptionの設定ができます。けど初心者はそんなこと最初から気にしないと思うし、やらなくて致命的な事は無いので、ここでは紹介しません。
8.パーマリンクの設定
パーマリンクという言葉は難しいし馴染みが無いんですけど、投稿記事のURL(ファイル名)をどうしますか、という設定です。
左側メニューから「設定」→「パーマリンク設定」と進んで設定します。1個1個説明しましょう。
WordPressは「ブログ」としての振る舞いをするので日記を書いたりしていく事を想定しています(と僕が勝手に思っている・・)
・デフォルト
投稿記事を番号URLで表示
・日付と投稿名/月と投稿名
投稿した年月日がついて投稿名というURLになる設定
・数字ベース
数字のURL
・投稿名
投稿名のURL(記事のタイトルや、記事毎に自分が設定)
・カスタム構造
おすすめはコレ。ここの空欄に次の文字を入れます。
/%category%/%postname%/
そうすると、上のほうで紹介した例でいくと、料理ブログに「和食カテゴリ」があって「赤魚の煮付け」という記事を投稿すると
→ http://料理ブログ.com/和食/赤魚の煮付け/
というURLになってくれます。こうするとカテゴリーの中に投稿記事が入ってくれるので見た目もわかりやすいのと、Web上でスタンダードなURLの構造になるのでおすすめです。
もう1個。こちらの記述でもOKです。
/%category%/%postname%.html
これだと次のようになります。
→ http://料理ブログ.com/和食/赤魚の煮付け.html
拡張子にhtmlが入るのでHTMLサイトのように見せる事ができます。けど初心者の方はこんなことは気にしなくてOKですので、上の書き方にしとけばいいと思う。
日本語のURLにもなってYahooやGoogleの検索ユーザーを意識した形にすることもできますので。
9.テーマの設定
テーマというのはWordPressの画面の見た目のことです。自分好みのテーマを当てて見栄えを良くしましょう!
テーマは無料のもあるし有料のもあります。
左側メニューから「「外観」→「テーマ」と進んで、「新規追加」します。
僕は有料のを買ってテーマを当ててます。最初の素朴なWordPress画面から以下のような画面にチェンジできました^^
10.サイトの公開とpingの設定
最後!
いよいよサイトの公開を行います。
4番で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにしておく」というのをやりました。サイトを公開するときはここのチェックを外しましょう。
左側メニューから「設定」→「表示設定」と進んで、以下のチェックを外せばOKです。
これで検索エンジンにサイトを紹介してもらう事ができます。
※これ、絶対にやらないといけませんので絶対にやってください
つぎに、通知(ping設定)を行います。
一番したのボックスに次の3つを入力します。
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://blogsearch.google.jp/ping/RPC2
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
これをすることによって、サイトを更新したタイミング(例えば記事を投稿した時)で、GoogleやYahooに通知が飛んでいき、すぐに検索エンジンに反映してもらう事ができます。
pingの通知先は上記の3つ以外にもたくさんありますが、ここでは3つだけ紹介しました。
あとがき
以上で、WordPressインストール直後にやったほうがいい10項目をおわります。
皆が皆、全部やる必要は無いと思います。必ずやっといた方がいいのは以下の2つですので。
3.プロフィール変更
10.サイト公開の設定
あとはお好みで、という感じですかねー。
ここまでのを動画で収録しました。動画で見たい方はどうぞ。
