
こんにちは。
今日は久しぶりにWindowsのExcelの操作について説明してみました。
COUNT関数には次のようなものがあります。
・COUNT
・COUNTIF
・COUNTA
・COUNTBLANK
多くの人がぱっと見ですぐ理解できる表だろう、と思います。(いや理解不能か?!)
農作物の放射能検査の表です。
先に表の説明をして、それからCOUNTの使い方の説明をしますね。動画で見たい方はこちら
表の説明
作物が23個、縦に並んでて、平成24年~平成26年に放射能の検査をしています。
・検出されたもの→ベクレル数を表示、
・検出されなかったもの→「ND」を入れてます。
・まだ検査してないもの→「空白」になっています。
(平成26年はまだ冬の野菜3個だけ検査をしていない、という意味で使ってます。)
カウント関数の使い方
■COUNT
目的→ある範囲の中から数字が入ってるセルの数を数えます。
例)
上のサンプルデータだと、平成24年の縦列で、放射能が検出されちゃった作物の数を数えるのに使います。
式は、=COUNT(セルの範囲) となりますので、 =COUNT(E5:E27) で求めています。
セルの範囲は、マウスを使って範囲をぐりっと選択してもOKです。
放射能が検出されちゃった作物は18個でした。
■COUNTIF
目的→ある範囲の中から条件に合致するセルの数を数えます。
例)平成24年の「ND」の数を数えたい。つまり放射能が検出されなかった作物の数を数えます。
式は =COUNTIF(セルの範囲,条件) となりますので、 =COUNTIF(E5:E27,”ND”) で求めています。
セルの範囲を入れたら、「コンマ」を入れて、条件を入れます。
条件は”(ダブルクォーテーション)で囲ってあげます。
これで、NDの数が数えられました。NDは5個。
※COUNTIFはこんな使い方もできます
→平成24年の縦の列で、100以上のものを数えたい。
つまり100ベクレル以上の放射能が出ちゃって出荷停止になっちゃった作物の数を数えたい。
式は =COUNTIF(セルの範囲,”>100″) となります。
条件のところに >100 と入れてあげると、「100より大きい数字のもの」という条件になってくれます。
これで、100以上の数が出ます。桃、梅、たけのこ、しいたけ、の4つです。
■COUNTA
動画ではCOUNTAの解説をすっかり忘れているのですが(笑
目的→COUNTAは、空白以外のセルの数を数えるのに使えます。
式は =COUNTA(セルの範囲)です。
平成24年は空白以外のセルの数は23、平成25年も23、平成26年は20となっています。
■COUNTBLANK
COUNTBLANKは、COUNTAとは逆になります。空白の数を数えるのがコチラの関数です。
式は =COUNTBLANK(セルの範囲)です。
平成24年は空白0個、平成25年も0個、平成26年は3個となります。
平成26年はまだ冬の野菜3個だけ検査をしていない、という意味です。
ということで、以上です!
動画で見たいかたはこちら
